パートシュクレとパートブリゼの作り方

おうちでつくるチーズケーキ

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パート・シュクレ(甘いタルト生地)とパート・ブリゼ(甘くないタルト生地)の作り方

タルト生地のレシピをご紹介します。   
普段、皆さんもタルトケーキをお召し上がりになったことはあるかと思いますが、
生地によっては甘い・甘くないがあるって気づいていました?
おうちで作るとなれば、自分の好みに合わせて、タルト生地の味を変える事ができますよね。
まずはタルトケーキの土台となる、タルト部分からご紹介しますね。

まずは基本のパート・シュクレ(甘いタルト生地)を作り方

材料のご紹介
11.jpg材料 [直径18cmタルト型4台分]
バター(発酵無塩)・・・・・・115g
粉糖・・・・・・75g
バニラビーンズ・・・・・・少々
全卵・・・・・・約2/3個(40g)
アーモンドパウダー・・・・・・25g

 薄力粉・・・・・・200g
 塩・・・・・・少々

ブリゼ生地をつくる
1 グラニュー糖、塩、薄力粉、強力粉を合わせてふるい、ボウルに入れる。バターは冷たいうちに1cm角にカットする。それぞれ冷蔵庫でよく冷やしておく。
2 1の粉類を入れて冷やしたボウルに、冷やしたバターを加え、手早くカードでバターを切るように混ぜる。
3 ある程度刻んだら、バターを粉と合わせながら、指ですりつぶし、サラサラの状態にする。
* バターが溶けてしまわないように注意しましょう。
4 別のボウルに牛乳、卵を入れて溶きほぐす。3の中央にくぼみを作って加える。
5 指先を使って中心から回し混ぜる( a )。ひとまとまりになるまでよく混ぜる。プリゼ生地のでき上がり( b )。
6 ビニールシート、またはラップで5を半量ずつ包み、麺棒を使って、約3mmの厚さに伸して、そのまま冷蔵庫で一晩休ませる。
生地ができたら、型に敷きます。(シュクレ生地、ブリゼ生地共通)
敷き型
* 大きい型に敷く場合
1 生地を麺棒に巻き付け、型の上に広げる。
2 指で軽く型の縁を押しながら、生地を底にくっつける。
3 麺棒で型の上をすべらせ、余分な生地をカットする。
4 指で押して、型の側面に生地をしっかりとくっつける。
5 縁からはみ出した生地をパレットナイフで切り落とし、冷蔵庫に入れて冷やす。

* 小さい型に敷く場合
1 伸した生地に、逆さにして型をとっておき、1cmくらいまわりに余分をとって、ナイフでカットする。
2 指で押して、型の側面に生地をしっかりとくっつける。縁からはみ出した生地をパレットナイフで切り落とす。

ピケをして、“から焼き”をする。
ピケとは・・・・?焼いている間に生地が浮いたりしないように、事前に生地に小さな穴を開けることです。
1 フォークなどで、適当に穴をあけてピケ(刺して穴をあけること)をする。
2 オーブンシートを型に合わせてひと回り大きく切り、敷いた生地の上におき、重しをのせる。
  180度のオーブンに入れ、縁がうっすらときつね色になったら重しをとり、全体にうっすらときつね色になるまで“から焼き”をする。
3 オーブンから出し、あら熱がとれるまでおく。

  次は甘くないタルト生地(パート・ブリゼ)を作ります

材料のご紹介
2.jpg材料 [直径18cmタルト型4台分]
バター(発酵無塩)・・・・・・115g
粉糖・・・・・・75g
バニラビーンズ・・・・・・少々
全卵・・・・・・約2/3個(40g)
アーモンドパウダー・・・・・・25g

 薄力粉・・・・・・200g
 塩・・・・・・少々


下準備

* バターは室温に戻し柔らかくしておく。
* バニラビーンズを縦に切り、中の種をしごき出す。
* 粉糖、薄力粉&塩、アーモンドパウダーは、それぞれふるっておく。

生地を作る
1 ボウルに、溶きほぐした卵、グラニュー糖、はちみつを入れて、湯せんにかけながらホイッパーですり混ぜる。人肌よりやや温かいくらい(40度前後)になるまで、混ぜながら湯せんにかける。
2 別のボウルに、バターと牛乳を入れて湯せんにかけて溶かす。
3 1が人肌強になったら、湯せんからはずし、ハンドミキサーの高速で泡立てる。
  白くもったりとし、上から落とすとリボン状に跡が残るくらい( b )まで泡立てる。
ハンドミキサーを低速にかえ、撹拌しながらきめを整える。
4 薄力粉+アーモンドパウダーを一度ふり入れ、ゴムベラで底からすくい上げるようにして丁寧に混ぜる。混ぜすぎに注意。
混ぜすぎると泡がつぶれ、焼き上がりがぺしゃんこになります。
5 4の生地を少量とって2に加えて混ぜる。それを4のボウルに戻して混ぜる。
6 オーブンシートを敷いて型に流し、170度で約25分焼く。型から出し、逆さにしてあみの上におき、あら熱がとれるまで冷ます。
ジェノワーズのでき上がり。

スライスして、抜き型で抜く場合。
1 スライスする場合は、厚みのある棒などを2本用意し、生地をはさむようにして置き、波刃ナイフで前後に揺らしながらゆっくりと動かし、スライスする。回転台において回しながら切ってもよい。
2 セルクルの底に敷く場合は、セルクルか、そのサイズの抜き型で抜く。


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